2022.02.21

つねづね草 ~元校長のひとり言~

 節分を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いています。この先も積雪があるのかもしれません。グランドのぬかるみも当分続きそうです。学校の敷地内では、再来年度の専攻科新校舎建設に向けての準備が目に見える形で現れてきました。4号館と1号館の間にあったビニールハウスが解体され、中学部の畑があった辺りに移動し、新しいビニールハウスを建設中です。高等部の田んぼは無くなり、駐車スペースになるようです。少しずつ様変わりしつつ、学内が整備されていきます。

 冬季オリンピックにも心動かされるこの頃です。未だ成し得ないことに挑戦する転倒も、成し得たはずのことの目の前での転倒も、激走の末の0.6の僅差にも、それぞれの選手たちの勇姿に見惚れています。この後のパラリンピックも楽しみです。

 さて、2月26日には、3年振りの「舞台発表会」が開かれる予定です。例年インフルエンザや風邪の流行が心配な時期でしたが、今年はなんといってもコロナ感染がなかなか収まらないことにハラハラドキドキの毎日です。各部とも工夫をしながらの発表に向けた練習をしています。今年も他学部の舞台鑑賞はしないことになりました。オンラインでの配信は計画しています。右スポットという重要な役割?をいただき、14日早速第1回リハーサルに参加しました。

 小学部は「動物の謝肉祭」です。動物たちがグループ毎に入れ替わり立ち代わり舞台に登場します。衣装もしっかり着けられて舞台に立つことがうれしい様子です。どの動物もかわいいし、一生懸命だし、もうほぼ完成です。

 中学部は「メリーポピンズ」。個性を生かした配役の素晴らしさが光ります。みんなが自分の役を楽しんでいる様子が見えました。ストーリー展開ではまだこれからという部分もありますが、練習の成果が見られそうで当日が楽しみです。

 高等部の「三人の侍」は、グルーブ配置の工夫がされていて、今回観客は学部の保護者に絞るので、体育館全体を使う試みに挑戦しています。グループ練習の成果は見られました。今後は自信を持って自分の台詞や振りができるように、練習して発表できると思います。最後の松山千春の名曲は、世代ですので心に沁みました。

 専攻科は「ライオンキング」です。「恒例の」と言いたい所ですが、3年振りになりましたので生徒のみなさんはみんな初めて、先生方も初めての方が多く、いつにもまして斬新なプライドランドの物語になりそうです。第1回リハーサルは何時も悲惨で、此処から盛り上げていくことを思い出しました。専攻科は短期決戦ですのでやればやるほど積み上げられると思います。ハードルは高くなりますが、一致団結で達成感を味わってほしいと願います。

 右スポットライト、みなさんの頑張りに光を当てていきたいと思います。各部の発表にご期待ください。

ポーズ決め スポットライト 浴びて立つ 君の笑顔に 春来る予感

2022.2.20